軍装品の大礼帽とは

軍装品の大礼帽とは

礼服の中でも、宮中で行われる儀式等の時に着用される礼服のことを大礼服と言います。そして、礼服に合わせる帽子を礼帽、大礼服に合わせる帽子を大礼帽と言います。これらは、第二次世界大戦後には廃止され、現在は貴重なものになっています。また、文官と軍人とでは種類が区別をされていました。
軍人が着用していた軍装品としての大礼帽は非常に人気があります。その理由として、唯一無二のかっこいいデザインがあげられます。大礼帽のデザインは星形のモールが天井に張り付けられているところが特徴的です。本体の色は、黒や赤などがあります。布地は、厚みのある高級感のある生地が使用されています。帽子の内側の布には、所有者の名前の刺繍がされていて特別感があります。帽子の側面には真鍮製の金モールが数本並べられており、かっこよさと高級感を醸し出しています。実際に着用する機会はそれほど多くない為、良い状態で残っている大礼帽も多いようです。